こぶれ 2025年1月号
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令和七年一月令和7年の年頭にあたり、組合員ならびに地域の皆さまのご健勝を心からお祝い申し上げます。旧年中は、当JAの各事業に格別のご理解とご協力を賜りましたことに、心より感謝を申し上げます。さて、我が国の農業を取り巻く環境は、農家戸数・農業就業人口の減少や慢性的な労働力不足、耕作放棄地の増加が目立ち、近年はとりわけ記録的な猛暑による農業への影響や食料自給率の低迷など、依然として様々な課題に直面しています。こうした状況の中、政府は日本の農業の現状や地球温暖化の進行、環境保護意識の高まり、さらには、日本と世界の食料安全保障の重要性などを反映した「食料・農業・農村基本法」を25年ぶりに改正しました。これを受けて、初動5年間を「農業構造転換集中対策期間」と位置づけ、施策を集中的に実行することを決定しました。このため昨年、改正基本法に基づき、次期食料・農業・農村基本計画の策定などを通じた施策の具体化と万全な予算確保に向け、JAグループ基本農政確立全国大会が東京で開催されました。同じく昨年、3年に一度開催されるJA全国大会が第30回を迎えました。大会では、令和7年度からの3年間でJAグループが同じ方向に向かっていくため、共通の取り組むべき戦略として「食料・農業戦略」、「くらし・地域活性化戦略」、「組織基盤強化戦略(JA仲間づくり戦略)」、「経営基盤強化戦略」、「広報戦略」が決議されました。今後、この5つの戦略を有機的に連携させ、好循環を生み出し、JAグループの存在意義をさらに発揮していくことが求められます。そうした内容を踏まえ、JA島原雲仙では第7次中期経営計画(令和7年度~令和9年度)を策定し、自己改革に取り組んでまいります。島原半島の基幹産業である農業を元気にすることが地域の活性化にも繋がります。JA島原雲仙が、地域になくてはならない存在として確固たるものとなるよう、引き続き役職員一丸となって努力してまいります。最後になりましたが、今年一年、皆さまの       一英信孝  事 章久5子晃裕則博行己勲幸幸幸則浩輝益々のご健勝を心から祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。監  野 浅 政 田 林 晃 井 酒 光 地 白 義 村 吉 信 村 本 友 川   相 村 中 博 上 坂 親 部 隈 政 田 上 重 藤   兵 田 宮 和 村 中 保 陽登美北 岡 代表監事本 田 裕 常勤監事田 口 忠 岸 川   町 田 重 三 宅 東 廣 瀨 博 他職員一同

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