こぶれ 2025年1月号
3/20

西部基幹営農センター管内では、を迎えています。週3回の出荷日には、多い日で約12万本の菊が集められます。令和6年産は、出荷本数313万本(前年比101%)、販売高2億3475万円(前年比109%)を目標に出荷が続けられています。吉本圭太郎組合長ら匠の菊生産組合の組合員8人は、ハウス5・5㌶で栽培を行っています。週に1度の出荷目揃え会で情報交換を行うほか、月に1度は現地検討会も実施し生育状況や出荷予測などを各市場へ情報提供しています。主に関東・関西方面へ出荷しています。瑞穂町で栽培を行っている平田真児さん(37)は、輪菊のほか写真のような色とりどりの洋菊も栽培しています。品種は季節やその年によって入れ替えていて、その種類は年間で約種なども取り入れながら、年間を通して出荷を行っています。平田さんは、「ハウス栽培なのでいつでも作ることはできるが、その時その時に市場が何を必要としているのかというところに、作型を当てはめていくことが大切だ」と話しています。50種類にもなります。毎年出る新品12月に入り正月用の菊出荷がピーク   3菊の状態を確認する平田さん㊧と西部基幹営農センターの稲田成視職員㊨

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る