支店に届けられた正月飾りそうめんがくっつかないように棒を通す林田さんあいさつをする尾𥔎部会長こげんことのありました!1月の大寒波で、庭のオリヅルランがやられてしまいました。その他の植物も……想定外の出来事です。(雲仙市のけいポンバァバさん)取材先でも農作物から玄関の植物まで、いろいろなところで被害があったことを聞きました。寒波の影響の大きさを感じました。12そうめん作り本格化窓口に正月飾りゴーヤー 面積維持拡大目指す 手延素麺部会では、本格的なそうめん作りのシーズンを迎えています。同部会では32戸で、今年度20万ケース(1ケース9㌔)を目標に製造を続けています。 寒さが厳しい冬の時期は、そうめん作りにもっとも適した季節です。じっくりと熟成が進むことで、こしのあるおいしいそうめんができます。南島原市有家町の林田幸博さん宅でも、家族と従業員ら5人で忙しく作業が続いています。わずかな変化で仕上がりに影響するため、温度や湿度などの管理と、生地へ加える塩水の濃度が決め手となります。調整はその日の天気などによって毎回変わる、まさに職人技です。 なんこうゴーヤー部会は、雲仙市国見町の営農研修室で出荷反省会を開きました。令和4年度産の販売実績や情勢の報告が行われ、次年度産に向けての反省と検討を行いました。全国的にゴーヤーの作付面積が減少する中、面積の維持拡大と品質向上に努めていくことを申し合わせました。 今期は安定した出荷と高い品質の維持により、販売単価1,118円(前年比108%)となりました。しかし、作付面積の減少により出荷量が前年を下回ったことなどを課題としました。尾﨑了部会長はあいさつで、「高い目標をもって、安定出荷に取り組んでいきたい」と話しました。 千々石支店に、組合員から正月飾りが届きました。作ったのは雲仙市千々石町白仁田地区に住む芦塚長幸さん。直径10㌢ほどの孟宗竹を長さ40㌢程度に切り、横に寝かせ、数か所に穴を開けます。松竹梅や、千両、葉ボタンなどを差し込んで仕上げました。数年前から、来店客にも楽しんでもらおうと同支店に届けるようになりました。 同支店の笹田知宏支店長は、「芦塚さんは手先が器用で、また飾りつけも立派。お元気で新年を迎えていただき、来年も届けてくださることを願っている」と話しています。なんこうゴーヤー部会手延素麺部会千々石支店NEWS
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