編集後記●令和4年9月1日発行●編集・発行╱企画管理部●印 刷╱㈲正文社印刷所今月のテーマこぶれ9No.258収 穫〒〒【KOBURE】とは、〝こぶれ〞という島原半島の方言で、こびり、こびる―とも言います。おやつ、間食という意味がある「小昼」のこと。農家・組合員の皆さんが、ほっと一息つけて読める、心を和やかにしてくれる広報誌を目指す意味を込めています。 高温に強く多収で食味が良い水稲「なつほのか」の栽培管理のポイントについてお伝えします。 収穫までは湛水で。落水はできるだけ遅らせて 台風や乾いた北風で脱水症状を起こしてイネが障害を受けやすい時期です。根が傷んでいる場合を除き、収穫のために落水するまではしっかり水を張りましょう。 島原半島は例年でも成熟期に対して落水が早い傾向があり、粒張りが悪く、充実不足のお米になりやすいです。さらに、今年は梅雨明けが早く、気温も早く上昇したために過剰分げつとなり、籾数が多くつきすぎた圃場が多いと思われます。このような圃場では米粒が小さく薄くなりがちです。できるだけ落水を遅らせて最後まで粒が太るよう管理してください。 適期収穫でおいしいお米を 収穫適期は成熟期(株全体の籾の85%が完全に黄化した時期)から6日間です。昨年より出穂が早かったところが多いようですが、逆に遅かったところもあるようです。早刈り、遅刈りにならないように穂の熟れ具合を確認して収穫してください。紋枯病、ウンカ等の防除をされる場合は、農薬の収穫前の使用日数にご注意ください。【さいごに……】 今号で連載終了です。今年の米づくりは害虫被害は少ないようですが、梅雨明けが早く、分げつも旺盛で管理が難しい年でした。今後も乾いた強風、紋枯病、穂いもちなどに注意して最後まで気を抜かずに管理してください。※匿名希望の方はペンネームをお書きください。※住所・氏名・電話番号は正しくお書きください。※記入漏れがある場合は無効となりますのでご注意ください。※ご記入頂いた個人情報は、「おいげん気持ちです…」のご応募に関する業務にの締切…令和4年9月30日(金)必着み使用いたします。いよいよ稲刈りの準備はい。でも急いで落水せず、遅くまで水をためて粒を太らせましょう。その方が食味も良くなりますよ。ですね。〒855-0851長崎県島原市萩原2丁目5192番地1TEL:0957-61-0222FAX:0957-62-1160E-mail〈ja@office.email.ne.jp〉ホームページ〈https://www.ja-shimabaraunzen.or.jp〉〈お届け先の住所・氏名〉住 所〈あなたの住所・氏名〉住 所電話番号 — —2022MonthlyJA Magazineフリガナ氏 名 様電話番号 — —フリガナ氏 名 様ペンネーム63円切 手 こんにちは。毎日暑い日が続きますね。外で取材をしていると、1時間いただけで全身ビショビショになって大変です。とにかく、外でも室内でも水分はたくさんとるようにしています。皆さんもお気を付けください。 先日、休みに一人で運転していると谷間にある小さな棚田を通りかかりました。その日は快晴ながら風が強い日でした。風でたなびく稲は日光を浴びてきれいな緑の濃淡で、次々打ち寄せる波のようでした。思わず「写真に撮りたい!」と思うも、予定があったのでそのまま通過。惜しいことをしたなぁと少し後悔するも、新たな発見が(増﨑)できました。JA島原雲仙島原雲仙農業協同組合8 5 5 0 8 5 1長崎県島原市萩原2丁目5192番地1JA島原雲仙「Ko.Bu.Re」9月号『おいげん気持ちです…』 プレゼント係島原振興局地域普及課なつほのか通信2022 vol.5
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