こぶれ 2022年5月号
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農作業用品を受け取る研修生人参の選別を行う従業員らガンバロー三唱をする出席者13島原半島でじげもん 有明人参部会 当JA有明地区の人参洗浄選別施設で4月下旬から5月上旬にかけて春人参の出荷ピークを迎えました。今作は、3月16日から選果スタート。2月時の低温や雨不足などで、例年より生育は遅れ傾向でありましたが、高品質の人参に仕上がっています。 同選果場に持ち込む有明人参部会は昨年度、ながさき農林業大賞の産地集団部門で運営委員会長賞を受賞。部会員一丸となってさらなる飛躍を目指しています。 出荷先は大阪、広島方面など。この後出荷は6月下旬まで続く見込みです。新規就農者研修事業開講式を開催 JA島原雲仙は令和4年度、新しい取り組みとして、同JAが研修機関となり、生産部会を受け皿とした農業研修を実施します。島原地域新規就農支援センターと連携し、持続可能な産地づくりを進めるため、地域全体で就農希望者を受け入れる体制づくりを進めています。 新規就農者研修事業と呼ばれる同研修は、生産から販売まで一体的な支援ができるJA等が核となり、生産部会や関係機関と連携して地域で就農希望者を受け入れる制度で、研修生は1年間のプログラムで、ブロッコリーや露地野菜、水稲を営む農家で農業技術などを学びます。 島原市の同JA本店で4月上旬、同年度新規就農者研修事業開講式を行い、研修生を受け入れました。同JAの苑田康治組合長は、「先進的な農業経営を実践されている農家の元で技術面、経営面を学べることは非常に有意義。短い期間ではあるが、将来の自分にプラスになるよう積極的に取り組んで欲しい」と激励しました。LA進発式 共済部は4月12日、島原市内で令和4年度JA島原雲仙共済事業LA進発式を行いました。全LAの目標必達を目指し、参加者全員でガンバロー三唱を行いスタートダッシュを誓いました。 同JAのLA(ライフアドバイザー=共済専任外務員)など合わせて約80人が集り、布津支店の松島大樹職員が、「次世代への接点強化をモットーに、総合保障の実現へまい進する。早期計画・早期推進・早期達成を合い言葉に、目標の完遂を目指す」と決意表明を行いました。就農希望者を支援春人参出荷ピーク次世代への接点強化を

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