こぶれ 2022年4月号
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西有家・有家地区営農センター管内で3月10日から、ハウスビワの共同選果が始まりました。品質の統一と同時に、生産者の労力軽減を図りながら5月上旬まで出荷を続けています。西有家地区ハウスビワ研究会の竹村洋一会長㊸ら会員3人が、70㌃で栽培しています。少人数の研究会ながら、全員で定例会や検討会を開催し技術向上を目指しています。反収710㌔以上、販売単価2,800円/㌔、反収販売金額190万円を目標に栽培を続けています。令和4年産は、昨年8月の大雨による日照不足などで花芽が付きにくく、出荷が遅れ、現在の生育は回復傾向にあるものの、形状が例年に比べやや縦長のものが散見されています。着色、糖度はともに良好な仕上がりとなりました。当センターでは、農家が出荷したビワを作業員が1つ1つ手作業で選別し、果実の色やキズの有無などを確認し、色合いや形を合わせながら丁寧に箱に詰めています。センターの一ノ瀬聖也職員は、「デリケートな商品なので、しっかり選別をしてもらい、いい物を出していきたい」と話しました。ハウスビワの検査をする一ノ瀬職員選別、選果風景箱詰めされたビワ色やキズの有無などを確認する出荷されたビワを階級ごとに選別する     510月の高温で果実に影響し2~3週間ハウスビワの共同選果始まる

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