こぶれ 2022年4月号
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共同購入商品について説明を聞く職員スナップエンドウの生育を確認する石橋さんスナップエンドウの出荷 折り返し販売高1億円が目標 東部基幹営農センター管内で、昨年10月下旬から始まったスナップエンドウの出荷が折り返し時期を迎えています。当JA東部スナップえんどう研究会の石橋浩昭会長ら会員20人が、ハウス355㌃で栽培しています。5月下旬までに88㌧、販売高は1億円を目標に出荷を続けています。石橋さんは南島原市西有家町内のハウス15㌃で栽培しています。「現在は気温低下で出荷が遅れているが、前年より品質は良好だ。雨が続き灰色カビ病が心配だが、早めの防除で品質の良いものを出荷したい」と話しました。新規資材のサンプルを確認する営農指導員「品質検査を徹底してお届けしま~す!」こげんことのありました!12ふつふつ市場で地元の冬野菜おいしくいただいてます。最近はセロリが出ています。私は苦手です。(南島原市のひまわりさん)セロリ苦手な方多いですよね? 私は大好きです! 特に母が漬けるセロリが絶品で……♡商品の良さを伝えるために循環型農業の構築へPプラスデコポン出荷開始女性部共同購入商品の研修会を開催 経済部は3月14日、本店で共同購入商品の研修会を開きました。全農九州エネルギー生活事業所長崎推進課の職員が講師となり、商品の注文方法の確認や、リニューアルしたトイレットペーパーやきゅうり漬けの素などについて、サンプルやチラシを使って説明しました。経済部は、「不安定な情勢の中、担当職員が中心となり共同購入商品により国産品の良さ、大切さを部員に伝えたい。そのためにも自分たちが商品知識を得ることが大事だ」と話しました。営農指導員研修会を開催 営農部は2月17日、本店で営農指導員研修会を開きました。JA全農ながさきの藤山正史氏が「土壌分析結果に基づく適正な施肥技術について」と題して講演を行い、同肥料農薬部が、肥料高騰対策に関連した新規資材について説明を行いました。当部の林和昭次長は、「肥料コストを下げるためには、圃場に合った必要な施肥量を把握することが大事だと考える。今回の研修で得た知識や情報を基に、生産者に対して適切な指導、助言ができるようにしたい」と話しました。4月末までに25㌧を出荷する計画 東部基幹営農センターで3月10日、無加温ハウスで栽培するデコポンの出荷が始まりました。デコポンをPプラス(鮮度保持袋)で包装した高級ラインのデコポンも印象的です。3月から出荷を始めるデコポンの無加温ハウス生産者は7人で、出荷基準は厳しく、7人の圃場全てを当JAの担当者と生産者が巡回して決めます。当センターは「味はもちろん、見た目など一定の条件をクリアしたものに限定している。高級果実という事もあり、厳しく審査している」と話しました。NEWS

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