こぶれ 2022年2月号
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目標1,200万パック、大台の40億円へイチゴ順調北部基幹営農センター管内で、イチゴの出荷が年明けに繁忙期を迎えました。令和3年度産は、6月末までの出荷量1,200万パック、販売高はなんこういちご部会初となる40億円を目標にしています。梅本浩文部会長ら253人が、で栽培しており、品種の内訳は、「恋みのり」74・0%、「ゆめのか」19・6%、「さちのか」6・4%となっています。今年度産は、8月の長雨や9月の乾燥で活着がうまくいかず葉の展開が遅れた圃場がみられました。その後は順調に生育しましたが、計画より2週間ほど遅れ年明けがピークとなりました。雲仙市国見町にある当JAのイチゴ集荷場には1月中旬現在で、1日あたり7~9万パックが持ち込まれています。農家は収穫したイチゴを家庭でパック詰めし、ダンボールに入れて集荷場に持ち込みます。軒数が多いため、混雑しないようセンター敷地内を有効活用した搬入ルートで集荷を行っています。作業員7人と、北部基幹営農センター、有明、国見地区営農センター職員7人を合わせて14人で検査し、関西方面を中心に出荷しています。北部基幹営農センターの牧瀬暢克職員は、「出荷に関しては、恋みのりが7割以上作付けされることによって、山谷のない安定出荷がなされている。今後は、恋みのりのガク枯れ対策が課題だ。集荷場内では、労災事故や体調管理など、十分に気を付けている」と話しています。きれいにパック詰めされたイチゴ「恋みのり」わが家の小さな菜園に作った白菜やかつお菜、水菜。見事に育って美味しくいただいています。「なべ」に最高です。(雲仙市のノンリコさん)「なべ」はいいですよね。野菜いっぱいで健康的だし、温まるし、いいことづくし♪   477・0㌶(前年度比99・5%)

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