こぶれ 2022年1月号
8/20

お米さん、おいしくなぁれ近河 美緖 一つぶ一つぶを大事に食べて、お米の味をじっくり味わいながら食べるようになりました。お米は、かめばかむほど甘くなって5年きて最高においしいです。そう思うと、おじいちゃんは毎日私よりも長くお仕事をして、何日もかけてお米を作っているから私よりももっとおいしく感じるだろうなと思います。おじいちゃんに、「自分で作ったお米はやっぱりおいしい?」と聞いたら、「自分で食べるのももちろんおいしいけど、家族や親せきに食べてもらって、みんながおいしいと思ってくれることが一番うれしい。」と言っていました。おじいちゃんは、私たちがお米をおいしく食べることで、暑い日もがんばって畑でお仕事ができるんだなぁと思いました。こめて育てられるとよく育つという話しを聞いたことがあります。きっとおじいちゃんは、そんな気持ちでお米を作っているからあんなにおいしいお米ができるんだと思います。私はそんなおいしいお米を毎日食べることができてとても恵まれているなと思います。も心をこめてお手伝いをしたいと思います。(お米さん、おいしくなぁれ)植物も人間のように、話しかけたり心をもうすぐいねかりの時期になります。私【原文のまま】【図画部門/入選作品】 「お米づくり」雲仙市立国見中学校 1年 中村 琉生【作文部門/入選作品】  南島原市立飯野小学校 毎年秋になると、私は家の近くの畑でいねかりを手伝います。おじいちゃんはとなりの家に住んでいて、家の近くの畑で毎日お仕事をしています。私の家の一番大きな窓からその風景が見えるので、ときどき「おじいちゃーん!」と声をかけて大きく手をふっています。いねかりの時期になると人手が足りない    8のでいねの束がいねかり機にしかれないように動かしたり、おじいちゃんのお仕事をサポートしたりしています。小さいころは畑で遊ぶのが好きだったから、よくお兄ちゃんや弟と一緒に川からバケツにたっぷり水をくんできて、畑の土とまぜてどろ遊びをしていました。その時は、お手伝いというよりはただ遊ぶことだけを楽しんでいました。今では本当の意味でお手伝いができていると思います。家で白いご飯を食べる時も、小さいころはただ目の前にあるものを家族みんなで食べていたように思います。でも、いねかりをちゃんと手伝えるようになってからは、白いご飯を見るといねかりを手伝っている時の気持ちや、一生けん命畑でお仕事をしているおじいちゃんのすがたがうかんできます。そして、お米の寒くなり、温かいものが食べたくなります。今年もあとわずか。体に気をつけて乗り切れればと頑張っています。(南島原市のやっちゃん)温かいものを食べると、ホッとしますね。風邪やコロナに気をつけて頑張っていきましょう!!information【図画部門/入選作品】 「のどかな米田」島原市立第二中学校 3年 久保りんか

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る