島原半島でじげもん 厳しい寒さが続く中、深江地区営農センター管内で、生育中のニラが凍るなどの被害が発生しました。南島原市深江町船川の北岡豊さんは、「数年前の大雪の時にも凍るようなことはなかった。ハウス内にストーブを焚くなどの対策を行ったが、凍ったのは初めてだった」と話しました。センターの杉岡弘規主任は、「特に夜温の低さが影響するので、天候に応じてハウス内の換気の時間を調節して欲しい」と話しています。ニラが凍った!?センターが巡回指導北岡さんの息子の恵さん㊨に指導を行う杉岡主任 島原地区営農センター管内で昨年11月上旬から始まった冬ニンジンが、1月末で出荷を終わりました。島原市にんじん部会が80㌶で栽培。品種は「翔馬」、「愛紅」、「向陽」、「紅ひなた」、「らいむ」を中心に作付けしました。出荷当初は好調な販売状況だったものの、コロナ禍の中、消費形態が様変わりしたことも一因して、不安定な価格のままの年越しとなりました。家庭内消費の増加を期待しつつ追い込みをかけました。冬ニンジン出荷終了島原市にんじん部会が約3,000㌧冬ニンジンの選果を行う洗浄選別施設 本店で1月4日、仕事始め式が行われました。役員と本店の上席職員のみ出席しました。苑田康治組合長は、「新型コロナウイルスの影響で、仕事も生活も翻弄された1年になるとは、誰も想像できなかったと思う。引き続き制約を受けた中での業務となるが、強い気持ちを持ち全事業の目標達成に向けともに頑張ろう」と年頭の辞を述べました。新成人を迎えた島原支店の荒木黎耶さんらに、苑田組合長から記念品が手渡されました。本店で仕事始め式新成人へ記念品の贈呈も年頭の辞を述べる苑田組合長 有明地区営農センター管内で、葉ごぼうの出荷が始まっています。3月上旬までに、約3,000箱(1箱/8㌔)を出荷する計画です。葉ごぼうは、根は短く見た目はフキに似ていて、根の部分だけでなく葉や茎も食用にする野菜で、草丈30~50㌢で収穫します。「若ごぼう」の呼び名で、主に大阪を中心とする関西方面で親しまれています。同センター管内では40年ほど前から栽培が始まり、今年産はハウス112㌃で栽培しています。葉ごぼうの出荷が始まる関西方面の市場へ出荷葉ごぼうの生育を確認するセンター職員11テレビで激辛グルメや大食いの番組をよく目にする。見ている方がオエ~ッとなりそう。将来の病気が心配だ。(南島原市のY・Sさん)食べ残した物は捨てるとでしょうか。小さいころから、お皿の食べ物を残してはいけないと育てられたおばさんの脂肪肝も悲しんでいます。
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