こぶれ2021年1月号
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の異なるものです。遺言書は法的な効力があり、生きるために書くもの。残された家族の相続トラブルを防止する役割があります。遺言書には、「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」があります。公正証書遺言は、必要な書類を公証人に提出し数回の打ち合わせが必要になるほか、一定の費用がかかります。自筆証書遺言は全て自分で行うため、遺言書を作る時の本人の判断能力の確認が難しく、また書きミスや紛失、改ざんなどの心配もないとは言えません。また、自筆証書遺言は、民法の改正により法務局へ預けることができるようになりましたが、公正証書遺言とは異なり、内容のチェックまでは行われませんので留意が必要です。家族の絆 相続と向き合う日々は、一方で家族の絆がばらばらになりやすい危険な時期とも言われています。相続は財産分けのためだけにあるのではなく、大切な家族を失い、ともすればグラつきそうな家族の絆を、もう一度しっかりと結び直すためにあります。よりいっそう支え合って円満に生きていけるように、みんなで「明日への一致団結」を誓いましょう。 このページは、昨年11月に本店で行われた「JA組合員のくらし支援事業研修会」で講師を務めていただいた、相続遺言専門行政書士の佐山和弘氏のお話と、佐山氏の著書「相続で絶対モメない遺産分割のコツ」を参考にし、JA長崎県中央会の指導の下で編集しました。本著書は、当JA各支店で購入(予約申し込み)が可能です。 また、佐山氏の講演のなかで、家の光12月号付録「未来にのこすわたしノート(エンディングノート)」に研修会で講義する佐山氏(JA本店) 遺言書の作成・生前贈与  ↓ 死亡  (相続の開始)  ↓ 死亡届の提出  (7日以内)  ↓ 生命保険・共済の請求  健康保険や世帯主の変更 年金関係の手続き     ↓ 遺言書の有無の確認  ↓ 相続人は誰なのか調べる  相続財産をすべて探し出す  ↓ 相続放棄の申述  (3か月以内) 準確定申告  (4か月以内)    ↓ 遺産分割協議  ↓ 遺言(預貯金や不動産)の名義変更など  ↓ 相続税の申告・納付  (10か月以内) 相続手続きの流れまずは全体の流れを把握しましょうモメやすいのはじつはココ!ついて、財産(債務)やその他終活に必要な内容を記すことができ、終活に役立つノートであるとお墨付きをいただきましたので、是非ご活用ください。9姉が、「長崎のジャガイモが一番美味しい」と言ってます。※ラッキョ漬け10kg、粕漬10kg送り喜ばれました。(雲仙市のエミちゃんさん)どっちも美味しそう! それにしても、たくさん送りましたね。1年で食べきらすやろか。余りそうな時は、おばさんにお任せください。

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