こぶれ2020年7月号
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島原半島でじげもん  西部基幹営農センター管内で6月中旬から始まった夏秋ナスの出荷が本格化してきました。夏場の収入源になることや、手間はかかるものの軽量で扱いやすいと、高齢の農家にも人気があります。雲仙市吾妻町の草野定さんは7㌃を栽培。4月の定植後に低温、乾燥状態が続き生育が遅れましたが、現在は回復しています。センターの田中慶輔営農指導員は、「防風対策と病害虫対策、肥培管理を徹底したい」と話しています。夏秋ナス本格化高齢の農家にも人気「台風が、いっち困る」と草野さん 大雲仙いちご部会は、イチゴの出荷に貢献したとして福岡県福岡市から表彰を受けました。同部会が長崎県外の自治体から表彰を受けるのは初めてです。部会全体の出荷量670㌧の約半量を占める324㌧を出荷するなど、安定した実績が認められました。金子初夫部会長は、「今年産の生産に向け弾みがついた形となった。これまで部会員一丸となって努力したことが認められて嬉しい。今後も良い関係が続くよう希望する」と述べました。イチゴの出荷に貢献福岡市から表彰される「賞状の重さを栽培に活かします」 県立農業大学校が長崎県内の農家に同校の学生を派遣する農家等派遣研修が6月17日から24日の8日間、当JAで行われました。雲仙市千々石町内でミニトマトを栽培する田中一喜さん、翔太さん親子のもとには、赤木幸平さんと鶴田祥徳さんの2人が派遣されました。翔太さんは、「2人とも非常に熱心。短期間では教えられることも限られるので、ここでは、まず農業の現場とはどういうものかを知ってもらいたい」と話しました。8日間頑張って 農業大学校生が農家で研修「カメラ意識して笑って」と翔太さん㊧ 新型コロナウイルスの影響により「長崎和牛」などの価格低迷、需要の減少が続く中、長崎県は6月10日から県産の農産物、水産物などを県内の学校給食に活用する取り組みを始めました。長崎県産牛肉等学校給食活用推進事業の一環で、予算額は3億5,718万円です。島原市立島原第四小学校(大槻浩二校長/205人)など同内の小中学校4校で同日、児童らに「長崎和牛」(県産牛肉)を使ったハヤシライスが提供されました。給食に県産牛肉を提供生産者支援と消費拡大に向け今後も継続島原市立第四小学校6年のクラス13使い捨てマスクも出回るようになってきましたが、まだまだ高いです。布もゴムも買えるようになりましたが糸が売り切れ。(南島原市のベジタブルさん)糸が売り切れなのは困りましたね~。布は不織布、ゴムはストッキングとかで代用できますが、糸の代わりはなかですもんね。

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