こぶれ2020年6月号
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「大三東西瓜」の出荷が始まる大玉、シャリ感強く上々の仕上がり 有明地区営農センター管内で、5月18日から大玉スイカの出荷が始まりました。「大三東(おおみさき)西瓜」のブランドで出荷しています。週に一度、検見と呼ばれる出荷検査を実施し、糖度、食味にこだわった高品質なスイカの出荷に力を入れています。 山崎義行部会長ら有明スイカ部会が栽培しています。今年産からは部会員が2人増え19人に、栽培面積も前年比106・2%の759・5㌃まで広がりました。生育期に日照に恵まれ糖度も12度前後まで上がり、さらに昼夜の寒暖差が大きかったことで、スイカ独特のシャリ感も強く美味しく仕上がっています。 島原市有明町の馬渡正量さん宅で出荷目揃い会、集荷場で第1回目の検見を行いました。目揃い会では、収穫前の試し切りの実施、完熟品の収穫といった注意事項について再確認しました。 検見では、定植日および交配日から割り出した収穫間近のスイカを各人1個ずつ持ち寄ります。果実を割り中心部分の果肉を使って糖度検査を行い、合格したスイカのハウスでは、3~4日後に収穫を行います。 目揃い会で山崎部会長は、「コロナ禍の中で、大玉スイカの販売環境は厳しさも予想されるが、しっかりした品物を出し、生産者が納得できるような販売につなげたい」と挨拶しました。センターの森山隆一係長は、「未熟果、過熟果を防ぐためにもスマートフォンや携帯電話に送信する情報をこまめにチェックして欲しい。センターとの連携を密にして高品質なスイカを出荷したい」と話しています。6月中旬までに、2万5,000ケース(10㌔/箱換算)の出荷を計画しています。有明スイカ部会の皆さん検見を行う参加者果実の傷などを確認し等級を決定スイカを収穫する山崎部会長合格!8旬香周島のコーナーで見たブロッコリーの自動選別機、すごいですね。我が家もお世話になっています。頑張ります。(雲仙市の山﨑幸恵さん)きれいなブロッコリーを出荷できるように頑張りたい、と書いてありました。安全で美味しいブロッコリーを迅速に出荷したいですね。

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