こぶれ2020年5月号
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小玉スイカ「うり坊」出荷開始出荷前の糖度・食味検査で農家も安心 島原地区営農センター管内で、4月上旬から小玉スイカ「うり坊」の出荷が始まっています。センター職員が全圃場で糖度、食味などの検査を行い、合格した圃場だけに収穫日の指示を出しています。高品質なスイカの出荷を目指すセンターと、農家の意識の高さが連携し適期収穫、適時出荷を可能にしています。 今年度産は、前年度と同じ22・6㌶で栽培しています。5月中旬から6月上旬をピークに7月中旬まで出荷する予定です。出荷量は約13万ケース(1ケース10㌔)を計画しています。関西、中国方面に向けて出荷し、2億8千6百万円の売上を目指します。島原地区の小玉スイカは、一般的なトンネル栽培ではなく大型ハウスで育てるため雨の影響を受けにくく、出荷前の水分調整により糖度の高いものを栽培できるのが特徴です。 今年産は1月20日から順に定植を開始し、その後も順調に定植が続きました。2月と3月に降雨、曇天の続く時期があったことで、日照不足により樹の生育が不十分な圃場もあるものの、生育状況はおおむね良好だということです。 島原果菜部会の副部会長を務める稲田拓己㉚さんは22㌃で栽培。1月24日から定植を始めました。センターの金山竜之介職員が4月14日、収穫間近となったハウスを訪れ検査を行いました。3月7日に交配したスイカを採取して半分に割り、種の周囲を数センチ切り取ってハンディタイプの糖度計で糖度を検査、食味を確認しました。糖度は出荷基準以上あり食味も良好なことから、このハウスでは4月15日の収穫にゴーサインが出ました。稲田さんは、「今年はやや小玉傾向。センターが検査を行うことで安心感が増し自信をもって出荷できる」と話していました。糖度を検査する金山職員と稲田さん㊧▲「ゴーサインもらって一安心」と稲田さん親子▲カラー棒を使って交配日の目印にします▲11初詣のおみくじは中吉! 雑誌でクオカードやアイスクリームなど続けて当選。コロナは怖いけど、きっと良いことがありそう。(雲仙市の荒木芳子さん)いつも前向きな考えのお便り、ありがとうございます。おばさんも、今年は中吉でした。が、今のところ何の兆しもありません。

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