こぶれ2020年3月号
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春ダイコンの出荷が始まる適期収穫、計画・安定出荷で有利販売を 島原地区営農センター管内で、2月12日から春ダイコンの出荷が始まっています。2月11日までは秋冬物を出荷し、12日から春物へリレーしました。出荷始めはハウス栽培および〝べたがけ〟栽培の物で、その後はトンネル栽培の物を出荷します。ピークは4月上旬になる見込みで、5月下旬までに6,840㌧を出荷する計画です。 伊達孝誠部会長ら島原市大根部会85人が、秋冬物・春物を合わせると約160㌶で栽培しています。春物は、「春岬」や「春のきらめき」などの品種が中心です。暖冬の影響で、例年に比べ3週間ほど生育が前進し、出荷も前倒しとなりましたが、2月下旬からは出荷量が落ち着いてきました。 収穫は、収穫支援作業員「農援隊」、近隣の農家同士の共同作業で適期収穫を徹底しています。平成30年に更新した日量120㌧を処理できる洗浄選別施設が威力を発揮し適時、高品質なダイコンの出荷を行っています。 島原市長貫町の田浦正史さんはハウス物と露地物を合わせ1・5㌶で栽培。近隣の農家との共同作業で収穫を行っています。収穫したダイコンは、島原市大手原町にある同施設に運び、洗浄、選別したあと箱詰めして近畿、中国方面に向けて出荷します。L・2Lサイズを中心に、日量10,000ケース(1箱12㌔)を出荷しています。 センターは「適期収穫を図り、計画的な安定出荷を行い有利販売に努めたい」と話しています。春ダイコンを収穫する田浦さんのハウス▲ダイコンの洗浄選別施設(島原市大手原町)▲7メダカの水替えの水を夕方、花にやり、翌朝みたらメダカがいて、すぐ水槽へ。元気に泳ぎ生命力を感じました。(南島原市の米米クラブさん)そのメダカは自衛隊か何かの経験があるとじゃなかでしょうか? それとも、ポイと土の上に放り出され、驚きと寒さで気絶しとったかも?

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