こぶれ2020年3月号
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こげんことのありました!NEWS 南西部アスパラガス部会は2月7日、生産概況や出荷規格などについて確認しようと南島原市加津佐町内で令和2年度産の出荷協議会を開きました。今年度産は①計画的継続出荷と共同選果による品質・数量の安定化②消費者ニーズに合わせた商品づくり③市場との綿密な情報交換による連携などを販売方針として申し合わせました。10月いっぱいまで出荷を続けます。会議終了後、目揃い会があり、出荷規格などを確認しました。 国産カボチャの端境期に合わせて出荷し輸入物との差別化を図ろうと、西部基幹営農センターが12月に貯蔵していた抑制カボチャを2月いっぱいまで出荷しました。農家の収入増につなげようと平成22年に取り組みを始め、今年度産で10年目。腐敗などの欠点はあるものの単価に期待が持てます。重量野菜ということや農家の高齢化もあって面積は減少傾向にありますが、10年間続けて栽培する農家もいるなど一定の実績があります。アスパラガス出荷協議会を開催国産カボチャの端境期に期待目揃い会で出荷規格の確認も管理を徹底ししっかり貯蔵目揃い会を行う参加者ら出荷調整を行う貯蔵カボチャ 東部基幹営農センターは2月末まで、高級果実「せとか」の出荷を行いました。会員が1人増え、栽培面積が155㌃になりました。今年産は、玉伸びは良かったものの、例年に比べ酸がやや高い傾向にあったことから、収穫、選果とも1週間程度先送りしました。同センターのみかん選果場で、センサーで糖度、酸などを計測したあと、果皮のキズの有無などを確認し、色合いや形を合わせながら丁寧に箱詰めを行いました。 南西部アスパラガス部会が出荷するアスパラガスの出荷量が増えてきました。雲仙市吾妻町の前田和明さんはハウス48㌃で栽培。「部会が統合し共同選果になったが、農家の手間は代わらないのに選果経費は安くなっている」と話しました。前田さんの場合、今後は徐々に出荷量が増えピーク時には1日あたり200㌔前後を出荷するということです。「ハウス内の温度、湿度管理を徹底し良い品を出荷努力したい」と話しています。高級果実「せとか」出荷アスパラガス春芽本番!やや酸高も品質良好温度・湿度の管理を徹底「今年んともウマかぞ~」アスパラガスを出荷し笑顔をみせる前田さん12温暖化でしょうか。昨年、平成31年に挿し木したツツジが開花しました。(南島原市のソーラー・セブンさん)暖冬は冬野菜にとっては厳しい環境ですが、ツツジにとってはどうでしょうか。温暖化を食い止めるには地球規模の対策が必要なんでしょうね。

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