こぶれ2020年1月号
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 なんこういちご部会は、導入3年目で全作付面積の5割を超えた「恋みのり」をはじめ、「ゆめのか」「さちのか」を合わせ、出荷数量1,100万パック(1パック270㌘)、販売高では初めて36億円の大台を目指し出荷を続けています。 吉田修二部会長ら同部会の260人が、長崎県全体の37%を占める77㌶(前年度比98・7%)で栽培しています。「恋みのり」は、平成29年に1・2㌶で初めて栽培した品種で、秀品率、大玉率が高く、作業性に優れていると好評。翌30年度は一気に15㌶まで拡がりました。今年度産は39・34㌶と、作付面積全体の50・9%まで拡大しています。 吉田部会長は「恋みのり」について、「導入3年目でここまで拡大したことは、農家の期待感の表れ」と話し、「販売高36億円は初めての挑戦となるが、部会員の力を合わせ令和元年度が記憶に残る良い年にしたい」と意気込みをみせています。島香周旬なんこういちご部会 初の36億円を目指す 「恋みのり」が全体の5割超に元気KIDS雲仙市立北串小学校雲仙市小浜町  青年部おばま支部は12月5日、雲仙市立北串小学校3年生の児童と、同校近くの圃場でジャガイモの収穫体験を行い、30人が参加しました。青年部が取り組む食農教育活動の一環で、畑作体験を通じ農業の大切さと大変さ、食と命の大切さなどを伝えようと毎年実施しています。青年部から鍬の使い方や収穫時の注意などを学んだあと、圃場に入り収穫を体験しました。茎や葉を引き抜き、土の中から出てきたジャガイモを拾い集めてコンテナに入れました。部員とともにジャガ掘機の操作を体験する児童もいました。3

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