佐世保市千尽町の佐世保食肉センター㈱で７月27日、第25回長崎和牛系統枝肉共励会（ＪＡ全農長崎県本部主催）が開かれました。雲仙市千々石町の木戸輝男さんが出品した枝肉が金賞に輝いたほか、銀賞、銅賞にも当ＪＡ管内の出品牛が選ばれました。 肥育技術の向上と「長崎和牛」の銘柄確立を図るとともに、生産性の向上やコスト削減などを通じ肥育農家の経営安定を図るとともに、食肉流通のシェア拡大をめざすことを目的に開催。県内の６ＪＡが計１００頭の枝肉を出品しました。 金賞を受賞した木戸さんの枝肉は、枝肉重量５４３・０㌔。血統は、父＝平茂晴、二代祖＝安福久、三代祖＝百合茂。格付けはＡ５、肉質を表すＢＭＳ№は12。肉の色を評価するＢＣＳ№は４、ロース芯面積は80平方センチメートルでした。息子の啓介さん（写真）は、「金賞受賞は初めて、とても嬉しい。また、千々石町の仲間が多く受賞して良かった。次はグランドチャンピオンを獲れるよう、頑張って飼育したい」と笑顔を見せました。 褒賞式で日本食肉格付協会九州支所長の鳥渕賢二郎所長は、「格付けがＡ４以上のものが全体の93％を占褒 賞 名生産者名ＪＡ名グランドチャンピオン岳下 肇長崎せいひ金 賞木戸 輝男島原雲仙 〃前田 博孝長崎せいひ銀 賞荒木 良平島原雲仙 〃平野 幸一島原雲仙 〃小川 博信島原雲仙銅 賞肥育センター壱岐市 〃山下八珠彦ながさき県央 〃川口 礼子島原雲仙 〃横山 誠ながさき県央平戸口家畜市場長賞荒木 良平島原雲仙宇久・小値賀家畜市場長賞木戸 輝男島原雲仙五島家畜市場長賞岳下 肇長崎せいひ壱岐家畜市場長賞前田 博孝長崎せいひ県南家畜市場長賞山下八珠彦ながさき県央受賞者一覧表（敬称略）め、肥育農家の肉質向上のための努力がうかがえる。瑕疵（キズ・シミ・炎症など）のある枝肉がやや多かった。肉質の価値を低下させる要因の一つとなるので気をつけて欲しい」と講評しました。金賞を受賞した木戸さんの出品牛の枝肉受賞者の皆さん、おめでとうございます！セリ会場で。左から平野さん、小川さん、木戸さん、荒木さん5スイカの苗を植え、ピンポン球くらいのがなっていました。またイノシシに食べられないか、今から心配です。（雲仙市のかずちゃんさん）畑に「ここの畑は、○月○日が食べ頃です。熟してからお越しください」とウソの看板を立てる……イノシシは読めないか。
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