山下 こんにちは。今日は何をなさっていましたか？山本 イチゴのランナーの切り離しをしていました。山下 イチゴの他には、何を栽培されていますか？山本 イチゴが28㌃と、水稲が１・５㌶、ジャガイモが２・２～２・５㌶、タマネギが80㌃、レタスが50㌃ほどあります。山下 今の時期は、何が一番お忙しいですか？山本 ジャガイモとタマネギは終わったんですけど、田植えとイチゴの苗が忙しいですね。山下 イチゴのランナーって、どうやって作るんですか？山本 まず親株をプランターに移植して、そこからランナーと言って地面を這うように細い茎が伸びてくるとですよ。そのランナーを育苗ポットに挿していきます。ランナーの先には新芽が育ってきて、それが土に根付くとまた新しい株になる、みたいな感じですね。山下 苗を作るのに、何ヶ月くらいかかりますか？山本 何ヶ月というか、うちの場合は親株からすると３年くらいかかりますね。山下 10㌃のハウスに、何本くらい定植しますか？山本 ８，０００本という人もいるし人それぞれですけど、俺は１万本くらい定植します。山下 定植後は、何月くらいから収穫しますか？山本 ９月15日から定植して、11月15日くらいから収穫します。山下 収穫時期が重なってバタバタしませんか？山本 １月から４月は、イチゴの他にジャガイモもタマネギもあるので、ほんとバタバタします。山下 お父さんと、息子さんと３世代で農業をなさっているんですね。山本 そうですね。イチゴは父親が32年前に始めた作物で、俺も20歳くらいから始めました。息子が農業を始めた事については、まず単純に嬉しいですね。まあ、今後のことは色々あると思うし、どうなるか分からないですけど、10年後くらいには息子に任せたいという考えはありますね。山下 息子さんは、何歳で就農しましたか？山本 19歳です。島原農業高校を卒業後、タキイ種苗で１年間研修して今年の４月に就農しました。山下 息子さんが就農してみて、どんな感じですか？山本 即戦力ですね（笑）山下 今後は、どんな農業経営をしていきたいですか？山本 親も年をとってくるので何とも言えないですけど、現状は維持しつつも少しは増やしたいとは考えています。山下 ところで、山本さんのオススメのジャガイモ料理は何ですか？山本 俺は、ポテトサラダですね。山下 なぜ、そう思われますか？山本 美味しいから、ですね（笑）特に何が入っているという訳じゃないですよ。魚肉ソーセージの入っとけばオッケーです。俺たちの年代って、どういうわけか魚肉ソーセージ、大好きですよね。ポテトサラダもですけど、ビールのつまみにも最高ですもんね。山下 息子さんに、どのような経営をして欲しいですか？山本 息子は息子の考えでやって欲しいと思ってます。もちろん、現状は保って欲しかですけどね。山下 10年後の山本さんは、何をしているでしょうか？山本 はぁ、そうですねぇ。俺たちは、いっぱいいっぱいなので、あとは息子に任せたって感じじゃないですかね。もちろん10年後も、農業はしています。山下 では、お父さんとお母さんに向かって一言、お願いします。山本 あと５～６年は、長ければ10年くらいは頑張ってもらわなんけん、これからも健康に注意して欲しいと思います。山下 さりげなくお父さんに宣言さしたですね（笑）では最後に、奥様に向かって一言お願いします。山本 今までありがとう。これからも末永くよろしくお願いします、です。山下 あら～暑かった。ありがとうございました。▲「なるほど～こんな風にするとですね～」▲ご両親・林支店長も一緒に「はい、チーズ！」▲「息子に身長抜かれましたっ！」931年度人事異動の欄、定年退職者の中に小・中・高校の同級生の名前５名を確認しました。皆さん、本当にお疲れ様でした。（雲仙市のくんさん）同級生が５人も。昭和33は、巨人軍の長嶋茂雄さんが公式戦デビューした年。今年ブームになった「チキンラーメン」も、この年の発売ですね。
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