こぶれ2018年11月号
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 営農部企画指導課は9月25日から26日の2日間、営農指導員研修会とブロッコリーの現地検討会を開きました。営農指導員の技術向上と、ブロッコリーの面積拡大につなげる事が目的です。今年度産は、生産者260人、250㌶に作付けを行います。JAはさらに、300㌶を目標に推進を続け、販売高10億を目指しています。 ブロッコリーの販売を一元化することで、販売ロットの拡大を図り、重点市場と連携し産地拡大を進めています。特に本年は、各地区センターを中心に作付けの推進を行っていて、昨年に比べ50㌶以上の作付けが増えました。 9月26日は、東南部地区を巡回しました。南島原市北有馬町の森浩徳さんは、ブロッコリーを導入して3年目です。初年度は10㌃でしたが、今年は1㌶に作付けするということです。森さんは、「全量共同選果なので、家庭選別などの手間がかからないのも利点」と話しました。ホウレンソウの調整作業が続く有明選果場▲西有家町内の圃場でも研修▲▼前田部会長と宮崎陽介職員▲害虫駆除について検討する  森さん㊧と島原振興局ブロッコリー300㌶、10億を視野に営農指導員が現地検討会で技術向上 有明地区営農センターで、9月18日からホウレンソウの共同選果が始まっています。手間の掛かる調整作業をJAが行うことで、作付面積の拡大が期待されます。農家にとっては、ダイコン、ニンジンの播種やレタスの定植作業などに時間を充てることができると好評です。 前田忠信部会長ら、有明ほうれん草部会の28人がハウス、トンネル3㌶を使い、各農家の栽培体系に合わせ、年に数回作付けを行います。冷涼な気候を好むホウレンソウですが、同部会は時期に合った品種の導入、寒冷紗等での高温対策、予冷庫による品質保持対策を徹底し、夏場の出荷を可能にしています。特に今年は7月の播種以降、猛暑と干ばつが続く中での栽培となりましたが、畑地灌漑が充実していることで干ばつによる被害も回避できたということです。 前田部会長は、「共同選果することで品質も統一され安定出荷ができる」と話しています。ホウレンソウの出荷が始まる共同選果で農家の手助け6近くに畑を借りて菜園を始めました。何種類かの野菜を植えました。収穫が楽しみです。頑張って育てま~す。(南島原市のモコモコさん)おばさんもピーマンや小松菜などを作った事がありますが、自分で作ると愛着が湧き、少々虫に喰われても「大丈夫!」と食べきるとですね。

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