こぶれ2018年9月号
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東部基幹営農センター管内で、7月下旬からハウスレモンの出荷が始まっています。○南みかん部会施設中晩柑研究会レモン分会が約1㌶で栽培し、10月末までに30㌧の出荷を計画しています。会員数6人と小さな組織ですが、最年少の松川朋晴さんをリーダーに適時出荷、高品質なレモンの出荷に力を注いでいます。 松川さんは、ハウスミカン30㌃(育成園を含む)、レモン23㌃、デコポン12㌃を栽培しています。レモン分会の分会長として、市場情勢の報告や次週の出荷計画、栽培技術の向上について検討するため、定期的に現地検討会や目揃い会を開いています。8月10日に開いた現地検討会と目揃い会では、果実の肥大状況、収穫開始時期、今後の管理などについて確認しました。 松川さんは「単価も安定し、今のところ順調な販売が出来ている。今後は、市場が必要とする7月から8月に集中して出荷できるよう研究していきたい」と話しています。 島原地区営農センターで、7月24日からコマツナの出荷が始まっています。収穫作業員の周年雇用体制の確立に不可欠な雇用対策の一環で、農家にとっては夏場の収入確保になります。 センターは農産物の計画出荷のため、独自に「収穫作業班」と呼ばれる作業員を雇用しています。秋から春までは、ハクサイ、ダイコン、ニンジンなど基幹作物の出荷が続く一方、7~9月はショウガやホウレンソウなどがある程度で、雇用にムラが生じないよう対策が急がれていました。これらに加え、平成24年にコマツナを導入したことで雇用体制が整ってきました。同センターは、「農家が高齢化し、また大規模化する農家にとっても、作業員の雇用は今後避けて通れない問題。また有能な作業員の周年雇用と農家の経営向上のためには、夏場にも安定した作目が必要。農家の理解を得ながら、体制を確立していきたい」と話しています。▲レモンを収穫する松川さん▲夏場の雇用対策と農家の収入確保のために 導入されたコマツナ「お~、こりゃ良か色とん」▼選果場の皆さん、お疲れ様です▲ハウスレモンの出荷が始まるコマツナの出荷が始まる7~8月の集中出荷を目指す周年雇用体制に不可欠な作物地元のJAは、よく利用します。先日は、受付の女性が気持ち良くしてくれ、こんな人ばかりならと胸が熱くなりました。(雲仙市のねえちゃんさん)お褒めの言葉を頂戴し、自分が褒められているように嬉しいです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。7
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