こぶれ2018年9月号
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 西部基幹営農センターは8月8日、水稲の生産組合「雲仙にこまる生産組合」の組合員を集め、「特栽にこまる」の現地検討会を行いました。8月下旬の出穂を前に、稲の生育に合わせた穂肥の施肥時期、施肥量の判断の仕方などについて組合員に周知させることが目的です。「にこまる」は、平成18年に同生産組合が組合を設立し導入し、長崎県特別栽培農産物の指定を受けました。今年は農家142人が、約170㌶で栽培しています。 青年部は8月10日、南島原市深江町で第18回JA島原雲仙青年大会を開きました。JA青年の主張発表を愛野支部の山口清和さん、JA青年部組織活動実績発表を布津支部の山下拓也さんがそれぞれ発表しました。山口さんと山下さんは、9月11日に諫早市で開かれるJA長崎県青年大会で当JAの代表として発表します。吉田耕介部長は「発表する2人は、更に良い内容にしていただき県大会でも頑張ってほしい」と激励しました。 営農部企画指導課は8月14日、本店で営農指導員の研修会を開きました。農家に一番近い距離にある営農指導員に知識を身につけてもらい、技術向上を図ることが目的です。管内の営農指導員ら約50人が出席しました。長崎県農産園芸課が、各種補助事業の基礎知識や農家への説明の仕方、実施方法などについて説明しました。県農林技術開発センターは、今年産イチゴの育苗、株冷、定植に係る技術などについて講義しました。 おばま地区営農センター管内で8月上旬、シシトウの集荷が中盤を迎えました。猛暑と水不足により、樹に疲れが出ています。このまま日照りが続けば樹が枯れる可能性もあるとして、同センターは「かん水をまめに行う。ネットの被覆や誘引により、風害を予防する。病害虫防除を徹底して欲しい」と農家に呼びかけています。大久保俊営農指導員は「水不足が心配。9月に2回目のピークが来るので、期待したい」と話しています。「にこまる」現地検討会県大会でも頑張って!営農指導員、頑張ってます!シシトウの栽培者、増える島原半島でじげもん 山口さんと山下さんが発表穂肥のタイミングなど学ぶ水不足が心配、雨降って!補助事業の基礎知識など学ぶJA青年の主張発表をする山口さん「穂肥はタイミングと量が大事で~す」シシトウを検査する大久保指導員「よ~し、勉強すっど~!」13夏休みは、孫の習字と読書感想画、感想文などで大変です。でも、賞をもらえるよう家族ぐるみで頑張ります。(南島原市のノンストップさん)夏休みは、祖父祖母の実力を発揮できる時でもあります。ノンストップさん、ファイト! おばさんも、姪っ子のために手芸の材料を調達しましたよ。

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