こぶれ2018年8月号
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 東部基幹営農センター管内で7月3日から、ホオズキの出荷が始まっています。今年産は、病害も見られず節間も短く大玉で、玉飛びの少ない秀品に仕上がっています。7月の新盆、8月の旧盆に合わせて関東、関西方面へ1万5千本程度の出荷を見込んでいます。 同センター管内では農家6人がハウス35㌃を使ってホオズキを栽培しています。ハウスで栽培することで風雨の害を受けにくく、また交配にミツバチを使うことで確実な受粉が可能になるということです。 南島原市西有家町龍石の竹村洋一さんはハウス4㌃で栽培。「夏場は比較的時間があるので12年前からホオズキの栽培に取り組んでいる。経費もそれほどかからず、夏場の収入源として向いている」と話しました。 センターは「労働力を夏場に分散する意味でも、ホオズキの導入は効果的。栽培者が増えることを期待している」と話しています。 雲仙いちご部会が平成29年産のイチゴの販売高で、初めて10㌃当たりの販売高が500万円を超え、目標としていた500万円をクリアしました。出荷量は平均で10㌃当たり 15,396パック、総販売高も3億円を突破しました。いち早く新品種の導入を行ったことなどが販売高の伸びにつながりました。雲仙市内で7月13日、祝賀会を開き部会員らが達成を祝いました。  優良出荷者の表彰があり、高収量表彰で10㌃当たりの出荷量が部会の平均を大きく上回る2万4,847パック(270㌘換算)を出荷した田浦和範さんを筆頭に、井川裕章さん、長谷川清輝さん、最高出荷奨励賞として三浦重毅さん(いずれも雲仙市吾妻町)が表彰を受けました。 田中富義部会長は、「念願の3億円を達成できて嬉しく思う。部会員、JA、市場に感謝し共に喜びたい。部会が、ますます発展することを願う」と挨拶しました。収穫前のホオズキを検査する竹村さん▲表彰を受けた部会員の皆さん▲▼色、形、草丈が揃ったホオズキ▲挨拶をする田中部会長夏の風物詩ホオズキ出番10㌃当たりの販売高500万円以上をクリア旧盆まで良品を出荷総販売高も3億円を突破!4

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