こぶれ2018年7月号
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 西部基幹営農センターで、6月下旬から春カボチャの出荷が始まっています。センターと農家は、「完熟で収穫」を合い言葉に7月下旬まで出荷を続けます。農家の意識を高め、高品質なカボチャを出荷しようと6月7日、同センターで出荷目揃い会がありました。今年産は雲仙市愛野町、吾妻町、千々石町の農家35人が3.5㌶(前年比97%)に作付けしました。「くり将軍」「プリメラ」など、粉質系の品種を中心に栽培しています。 西部基幹営農センターは今年産からスイートコーンの共同選果を始めました。選果したスイートコーンは、一般的な段ボール箱ではなく発泡スチロール製の箱に入れ、砕氷を詰めて出荷します。鮮度の良さをアピールした出荷方法で他産地との差別化を図れるとともに、品温の上昇を抑えることが可能になり、鮮度を保ったまま遠方への出荷も可能になりました。今年産は農家64人が6㌶で栽培し、そのうち共同選果を行うのは2㌶分です。 共済部は各支店の共済窓口担当者(スマイルサポーター)の資質向上を図ろうと6月13日、当JA本店でスマイルサポーターカウンターセールス研修会を行いました。株式会社モーニングスターの森壽美子氏ら2人を講師に招き、自動車共済を中心に研修しました。受講した職員からは、「専門知識に加え『心に届く言葉』について学んだ。改めて言葉で伝える事の大切さを知り有意義な研修になった」などといった感想が聞かれました。 雲仙市吾妻町の吾妻農産加工組合が、新商品を開発しました。商品名は「花巻」です。同組合の看板商品である「吾妻みそ」と人気商品のまんじゅうをコラボさせた創作まんじゅうです。裂果するなどして出荷できない地元産のミニトマトが商品として生まれ変わりました。価格は1個60円(税込)。当面は加工場横の直売所で販売するほか、同組合が出店するイベントなどで販売します。問い合わせ/同組合 ☎0957-38-6008完熟で収穫/目揃い会で意識統一スイートコーンを氷詰めで出荷「心に届く言葉」って大切吾妻みその新商品「花巻」新発売島原半島でじげもん 他産地との差別化、遠距離輸送も可能西部で春カボチャの目揃い会出荷できないミニトマトを再生共済窓口担当者が研修会で実感スイートコーンの選果を行う選果場「梅雨時期は管理が大変ばってん頑張ろで」裂果トマトがまんじゅうに!「専門知識以外のことも勉強になった〜」13「支店対話室」は、毎回楽しみです。頑張っている生産者の方々に敬意を表したいです。(南島原市のリンデンさん)リンデンってペンネーム、可愛いですね。漢字で書くと、今の季節なら臨田かな? 田植えをする=田を臨む、じゃないですよね。失礼!

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