こぶれ2017年8月号
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厳しい暑さが続いておりますが、組合員の皆様方にはご健勝にてお過ごしの事とお慶び申し上げます。また、日頃より、JAの事業運営につきましても深いご理解と格別なるご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 7月上旬に九州北部で発生した集中豪雨により、福岡県と大分県を中心に甚大な被害が発生しています。 九州北部豪雨により被害を受けられた皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 さて、この度、6月27日に開催されました第16回通常総代会後の理事会におきまして、私儀、再び、島原雲仙農業協同組合の「代表理事組合長」という大役を仰せつかりまして、大変、身の引き締まる思いで、気持ちを新たにしているところでございます。もちろん、気持ちは就任当初とまったく変わっておりません。これまでの経験と知識を最大限に活かし、誠心誠意、職務遂行に全力を尽くしてまいる所存でございますので、今まで以上のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 今日のJAを取り巻く環境は大変厳しい状況にあることは、ご案内のとおりであります。 都市部への人材流出や高齢化、少子化による人口減少が続き、地域経済の環境改善がみられず、個人消費は足踏み状態が続いています。マイナス金利政策による収益圧迫等厳しい経済環境の下、地方銀行では経営統合など再編の動きが加速し、各業界で生き残りをかけ、JAも待ったなしで厳しい競争をしいられることが予想されます。 また、昨今の農業情勢の厳しさについても、ご承知のとおり、天候不順や地震等自然災害、鳥インフルエンザ等、全国各地で予期せぬ被害が発生しています。TPPについては、米国は不参加を表明したものの、引き続き11カ国で協議しており、加えて日米二国間協定やEUとの経済連携協定交渉の動きも見られ、注視しなければなりません。 このような状況の中、今年度は、「農業所得の増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標とした全国JA大会決議にそって策定した島原雲仙農業協同組合 代表理事組合長 泉 義弘就任のごあいさつ4
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