基本的には、耕種的防除を徹底し減農薬栽培(当地比5割以上減)に努め、病害虫が発生したら下記の薬剤により防除を行う。化学農薬の成分散布回数は計27回以内(育苗時10回以内、定植後17回以内)とする(植物成長調整剤も含む)。防除基準はこちらから
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減化学肥料栽培の施肥方法 |
元肥と追肥のトータルNを33kg以下とし、化学態Nを16.5kg以下で設計した。 |
例1(天晴又はみんなゆうきペーストの場合) |
味一番特号と追肥の組み合わせにより総窒素量を33kg以下で計算 | |||||
肥 料 | 10a使用量 | N成分 | |||
N | 有機N | 化学N | |||
元肥 | 味一番特号 | 180kg | 8.00% | 4.50% | 3.50% |
14.40kg | 8.10kg | 6.30kg | |||
1回目追肥 | フルミックα 天晴 |
100kg | 5.00% | 5.00% | 0.00% |
5.00kg | 5.00kg | 0.00kg | |||
元肥+1回目追肥 | 280kg | 19.40kg | 13.10kg | 6.30kg | |
2回目以降追肥 | フルミックα みんなゆうきペースト |
260kg | 5.00% | 5.00% | 0.00% |
13.00kg | 13.00kg | 0.00kg | |||
合 計 | 540kg | 32.40kg | 26.10kg | 6.30kg |
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例3(チャレンジPの場合) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
味一番特号と追肥の組み合わせにより総窒素量を33kg以下で計算 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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例4(トミーグリーンの場合) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
味一番特号と追肥の組み合わせにより総窒素量を33kg以下で計算 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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大雲仙トマト部会
岩永 正勝 部会長 |
【大雲仙トマト部会管内の概況】
大雲仙トマトの栽培されている地域は、長崎県の食糧基地とも呼ばれる島原半島の最南端に位置し、北有馬町、南有馬町、口之津町、加津佐町の4カ町です。この地域は、東西約20Km、南北約8.4Kmで島原半島の約18%を占めています。雲仙普賢岳から最も遠い位置にあり、海岸線の地区では無霜地帯となっているところもあります。年間の平均気温は16.5℃で冬場もいたって温暖な気候で、降水量は年間1,790mm。初霜は11月下旬で、晩霜は4月上旬までとなっています。
生産行程管理者:大雲仙トマト部会
住所:長崎県南島原市有家町大苑20-14
電話:0957-61-0600
確認責任者:JA島原雲仙東南部基幹センター
E-mail:daiunzen@lilac.ocn.ne.jp