こぶれタイムズ 58号
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南島原Food Expo 2024 JA Shimabaraunzen Community Paper調理の様子和牛コロッケステーキ丼に並ぶ人たちステーキ丼 南島原市で毎年開催されている物産展「南島原Food Expo」が10月13日、有家町の堂崎港埋立地にある当JA第2総合集荷場で開かれました。昨年8月に完成した同施設が今回初めて会場となり、広い敷地を利用して様々なイベントが行われました。今年は昨年を上回る約1万2000人の来場者があり、多くの人でにぎわいました。 この物産展は、来て!見て!食べて!シン・南島原“食”の祭典ということで、南島原の「食」をテーマとしています。約40店舗の出店と、ステージイベント、体験ブースなどが設けられました。Remember 3.11と題して防災・減災についてのブースも設けられ、はしご車の乗車体験や防災ヘリによる訓練の様子を見学することもできました。 当JAでは、これまで農産物の販売などで出店を行ってきました。今回会場となることから、内容をパワーアップさせての出店を計画。第2総合集荷場を管轄する東南部基幹センターの中村一也センター長を中心に、職員で話し合いを重ね、長崎和牛を使った「ステーキ丼」と「和牛コロッケ」を販売することに決まりました。Aコープ有家店の協力のもと、食材や調理方法などを検討し、その場で調理を行うことで出来立てを提供できるよう準備を整えました。 開催当日は晴天に恵まれ、3連休の中日ということもありイベント開始の10時前から家族連れなど多くの人が訪れていました。ステーキ丼の販売開始11時になるとブース前には長蛇の列ができ、用意していた250食は1時間ほどで完売となりました。同じく250食を準備していた和牛コロッケも無事完売。あわせて長崎和牛の即売会や深江まんじゅうの販売なども行い、そちらも多くの方が買い求められていました。 中村センター長はイベントを終え、「今回は思いがけずたくさんの方に来ていただくことができて、このイベントに協力することができて大変ありがたく感じています。今後も地域貢献のために、JAとして出来る限りのことをやっていきたいと考えています」と話しました。 (取材協力:東南部基幹センター 中村 一也 センター長)第2総合集荷場を会場に初開催こぶれタイムズ

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