ディスクロージャー 2024年版
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7〔共済事業〕  令和5年度は、JA共済今次3か年計画の中間年度として、「ひと・いえ・くるま・ 農業」の万全な保障提供に向けた取り組みを全支店一丸となり意欲的な推進活動を展開 してまいりました。生命系では、生存保障を中心とした「ひと保障」の推進を展開し、 建物系では、保障見直しなど積極的な提案に取り組みました。その結果、達成率91.8% となりました。  また、長期共済の期末保有高については、満期・解約・失効・転換及び生存保障への ニーズの高まりにより年々減少し今年度期首より300億円の純減となりました。短期共済 においては、自動車共済で達成率101.5%、自賠責共済で103.2%という結果となりまし た。◇◇組組合合がが対対処処すすべべきき重重要要なな課課題題 ①①地地域域農農業業のの振振興興  ・第5次地域農業戦略に掲げております「日本一元気な産地の実現」をスローガンに、  営農支援体制を強化し、多様な農業者の営農継続を支援し実践を進めてまいります。 ②②自自己己改改革革のの実実現現  ・自己改革に関する基本目標として、農業者の所得増大と農業生産の拡大、地域の活  性化への取り組みを引き続き重視してまいります。 ③③持持続続可可能能なな経経営営基基盤盤のの確確立立・・強強化化  ・「早期警戒制度」への対応を求められていることを踏まえて、中央会・各連合会と  連携のもと経営環境の将来予測や農業を中心とする生産基盤動向を把握しながら、将   来に向けての「収益性」と「健全性」を確保し、さらなる自己資本の充実を図ります。   また、遊休資産の処分計画、支店・事業所等の再編に向けた検討をすすめてまいり  ます。 ④④中中期期経経営営計計画画のの実実践践おおよよびび進進捗捗管管理理  ・第6次中期経営計画の最終年度として、経営理念である「ぬくもりのある信頼づく  り」を念頭に置き、着実に実践し進捗管理を行ってまいります。 ⑤⑤ココンンププラライイアアンンスス態態勢勢のの充充実実・・強強化化  ・健全経営の実現に向けては、不祥事未然防止を重点としたコンプライアンス態勢の  充実・強化と内部統制の向上に取り組み地域社会への信頼を高めてまいります。 ⑥⑥職職員員のの意意識識改改革革にによよるる質質的的向向上上とと組組織織のの活活性性化化  ・「組織は人なり」といわれるとおり、人材はもっとも重要な経営資源です。「人事  考課制度」「目標管理制度」の制度を高め、職員のやる気を醸成し、職場活性化を図  ります。

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