大雲仙いちご部会が表彰を受ける
2020-06-19

大雲仙いちご部会は6月16日、イチゴの出荷に貢献したとして福岡県福岡市から表彰を受けました。同部会が長崎県外の自治体から表彰を受けるのは初めてです。部会全体の出荷量670㌧の約半量を占める、324㌧を出荷(今シーズン実績)するなど安定した出荷実績が認められました。

 部会員数は87人で、約19㌶で栽培しています。収量アップと経営安定を図るため2年前から新品種「恋みのり」への転換を推進し、令和元年産は全体の35㌫、さらに令和2年産では40~45㌫まで拡大する見込みだということです。

 コロナ禍の中にあり、表彰式には福岡市の代理として市場関係者が同JA南部基幹営農センターを訪れました。市場関係者は、「部会は直近の2~3年、イチゴの出荷量の進捗率が他に比べて顕著で、しかも品質の良いイチゴの出荷に尽力されたことが表彰につながった」とコメントし、金子初夫部会長に表彰状を授与しました。

 金子部会長は、「令和2年産の生産に向け弾みがついた形となった。これまで部会員一丸となって一生懸命に努力したことが認められてうれしい。今後もより良い関係が続くよう希望する」と述べました。