秋・新バレイショの出荷会議
2014-12-11

おばま地区営農センター管内で11月下旬から、秋バレイショの出荷が始まっています。[pagebreak]馬鈴薯部会北串支部は11月25日、雲仙市小浜町内の施設で平成26年産秋・新バレイショ出荷会議を開き、生産概況や取扱方針について検討しました。

 今年産は、秋バレイショ32.3ヘクタール、新バレイショ55.3ヘクタールで栽培しました。作付面積の減少が心配される中、昨年とほぼ同じ面積をキープしました。秋バレイショの植え付けは8月20日過ぎからで、適度な降雨もありおおむね順調に進みました。台風通過はありましたが、大きな被害もなく平年並みに成育したことから、計画通り900トンの出荷量が見込まれています。来年1月から出荷する新バレイショについては、12月以降に収穫する計画で、2月いっぱいまでに1380トンの出荷を計画しています。

 協議会には、部会員、当JA、JA全農ながさき、島原振興局など約50人が出席しました。①消費拡大対策の充実、②農薬防除基準の厳守と散布履歴記帳の徹底による安全・安心に配慮した生産、③全農・重点市場との連携による計画的な出荷と、企画選別の徹底による有利販売、などについて検討しました。吉村幸二部会長は、「資材価格の高騰や自然災害など農業情勢は厳しさが続くが、消費者に好まれるジャガイモの出荷に努めよう」と挨拶しました。