美味しく、安心のキュウリ/2億円を目指す
2015-01-14

有家地区営農センター管内で促成キュウリの出荷が順調です。栽培歴45年のキャリアで、食味が良く安心して食べられるキュウリの出荷を続けています。今シーズンも、販売高2億円の出荷を目指しています。

 中村博巳部会長(65)ら有家地区キュウリ部会が6ヘクタールのハウスで栽培しています。「消費者に美味しさと同時に安心を届けたい」と、栽培方法にもこだわり、有機肥料を中心に使用し、農薬の散布もできるだけ控えています。

 今シーズンは、昨年10月中旬に定植しました。台風襲来の影響で定植が遅れましたが、肥培管理を徹底した結果、例年並みまで追いついてきました。4月に植え替え、5月からは春作キュウリとして出荷します。

 出荷先は主に県内で、そのほか関西、広島方面へ向け、8月中旬まで出荷を続けます。中村さんは、「昭和30年代から続く産地として誇りを持ちつつ、新しい技術も取り込みながら栽培を続けていきたい」と話しました。

 センターの岩永正勝係長は、「個選・共販体制で出荷しているが、部会員の意識が高く、徹底した選別をしてもらっている。厳寒期も肥培管理を徹底し、高品質なキュウリの出荷を続けて欲しい」と話しています。