秋冬ニンジン出荷スタート
2019-11-15

島原地区営農センター管内で、令和元年産の秋冬ニンジンの出荷が始まっています。台風の被害が心配されていましたが順調に回復しています。センターは、来年2月中旬までに前年比100%の3500㌧の出荷を見込んでいます。「農援隊」と「収穫作業班」の労力支援により適期収穫を図り、高品質なニンジンの出荷を目指します。

 当JA島原市にんじん部会が80ヘクタール(前年比100%)で栽培しています。今年産は、例年通り8月上旬から計画的に播種を開始したものの、8月15日以降については長雨の影響で播種が遅れました。また、台風17号の影響で生育中の株が欠損し、一部で蒔き直しを強いられた圃場もありましたが、全体的には大きな被害はありませんでした。

 センターの担当者は「台風の影響を心配していたが、風による葉の傷み程度で大きな被害はなかった。生産者の努力により回復も順調だ。最後まで安定出荷を行っていきたい」と話しています。