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秋冬野菜 30億超えを目標に
2019-11-13
北部基幹営農センターは、2019年度産冬ニンジン、秋冬ダイコン、冬レタスの3品目で、販売高30億超えを目標に掲げています。島原市内で開いた、令和元年度北部秋冬野菜出荷協議会で農家らとともに目標達成を誓いました。
今年度産の作付けは、ニンジン162.0㌶(前年度比100.0%)、ダイコン191.4㌶(同99.1%)、レタス77.0㌶(同100.0%)。8月中旬から下旬にかけての長雨で作付けが遅れ、定植後は台風17号の影響も見られましたが、現在は回復していて例年並みの出荷となりそうです。
3品目を合わせた販売高については前年度、野菜価格の低迷により大きく落ち込んだ反省を踏まえ、今年度産はこれまで年内出荷に集中しがちだった傾向を改善し、播種時期をずらすなどといった対策を行ってきました。
販売高の目標は、ニンジン9億1000万、ダイコン17億4570万、レタス3億8610万の、合計30億4180万としました。協議会では、安定数量の確保を基本に置き、栽培管理、選果選別、品質管理の徹底を行うとともに、市場、全農と連携を密にしながら、有利販売につなげていこうと申し合わせました。
島田和久部会長は、「台風で被害を受けられた被災地にお見舞いを申し上げたい。輸入問題など厳しい環境の中ではあるが、全国有数の産地として、高品質な野菜を安定出荷できるよう頑張っていこう」とあいさつしました。