ブロッコリー取扱高10億を達成
2019-06-12

当JAが取り扱う2018年度産ブロッコリーの販売高が、この5月末で大台の10億を突破しました。共同選別の充実を図ったことがブロッコリーの作付け拡大につながり、大台達成を後押ししました。

 中でも、雲仙ブロッコリー部会はその中心に位置し、今年初めて販売高が7億円を超え、ブロッコリーのブランド向上に大きく貢献しています。本多幸成部会長ら部会員52人と雲仙市吾妻町にあるJAの総合集荷場では、今月中旬の出荷終了まで全力で出荷を続けています。

 同部会の販売高については、2013年に初めて5億円を超え、以降は毎年のように記録を更新しています。2018度度産は、定植時期に高温と干ばつに見舞われたものの、定植を遅らせるなどして対策を行いました。10月上旬から11月の出荷量は、前年比130%と好調でしたが、その後は干ばつによる生育停滞が見られた圃場も見られました。同部会は主に雲仙市吾妻町、同愛野町内で約160㌶に栽培を行っていて、栽培体系や気候に合わせ10数品種をリレーして栽培します。氷詰めして出荷することで、高温期も安定した品質で長期出荷を行っています。

 西部基幹営農センターの田中慶輔営農指導員は、「出荷ピークの4月、5月は他部署の職員に応援を要請するなどして対応した。今後も部会と力を合わせ、当JA全体をけん引できるような部会に成長していきたい」と話しています。