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ハウスミカン出荷開始
2019-06-10
東部基幹営農センター管内で、6月上旬から2019年産ハウスミカンの販売が本格的に始まっています。M玉率、反収、販売単価5%アップを目標に9月下旬まで出荷を続けます。レギュラー、グリーンハウスを合わせ190㌧の出荷を見込んでいます。
マルナンみかん部会ハウスみかん研究会の部会員ら14人がレギュラーハウス、グリーンハウス合わせて440㌃で栽培しています。今年産は、レギュラーハウスで昨年の10月25日、グリーンハウスで1月1日から加温を始めました。2月の日照不足により一部の園で生理落下が見られましたが、現在は着色の進み具合も良好で、農家は仕上げ管理を行っています。
南島原市有家町にある同JAの島原南みかん選果場では選果作業と箱詰め作業が行われています。今年産からセンサーの更新を行ったことで、作業効率と精度向上を図りました。センサーで大きさ、糖度を測定したあと、従業員らが手作業で化粧箱に箱詰めし関東、関西方面へ出荷します。
担当職員は「約3ヶ月間の長丁場になるので、市場側と連携を密に取りながら有利販売につなげ、農家の手取りアップを図りたい」と話しています。