台風7号対策、営農指導員が圃場を巡回
2018-07-03

強い台風7号が2日夜半から九州北部地方に襲来する恐れがある中、長崎県のJA島原雲仙西部基幹営農センターは、営農指導員らが農産物の暴風対策を呼びかけ、営農指導員らが圃場を巡回しました。

同センターが昨年から取り組みを始めたトウガラシは、7月9日の出荷を目前に控え数日中にも収穫を予定しています。雲仙市千々石町の荒木和樹さん(60)の7㌃の圃場は、トウガラシの樹を1列ごとに防風ネットで覆い、さらに圃場全体を防風ネットで覆っていました。

鎌田指導員は「トウガラシは昨年の15㌃から今年は40㌃と面積が3倍近くに増えている品目。荒木さんも昨年、手応えを感じた農家の一人だ。センターとしても万全の対策を行うとともに、被害が出ないことを祈っている」と話しています。