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秋冬ダイコン出荷順調 北部基幹営農センター
2024-11-15
北部基幹営農センター管内で11月上旬からスタートした秋冬ダイコンは
順調に出荷されています。
2月下旬までに、1万1500トン(前年比100%)、販売高9億5840万円
(同113%)を目標に出荷を行います。
本年産の作柄は、播種の開始時期から高温と乾燥に見舞われ、一部圃場で
発芽の遅れや播き直しが発生しました。
しかし、生産者による潅水作業などの栽培努力により、現在は全体的に
順調な生育となっています。
同センター管内で出荷を行っている島原大根部会となんこう大根部会は、
市場への希望数量調査結果を踏まえ、年内収穫と年明け収穫の作付面積を
調整することにより、的確な出荷体制整備から高品質なダイコンの出荷を
目指します。
11月1日から選果が始まった島原市有明町の大根洗浄選別施設では、
1日3000~4000ケース(1ケース12キロ)のペースで順調に
出荷が続いており、主に関西方面へ出荷します。
2月下旬に春ダイコンへリレーし、5月下旬まで出荷が続きます。
有明地区営農センターの南里保定係長は、「営農指導員とも協力しながら、
高品質なダイコンを安定して供給できるようがんばっていきたい」と話しました。