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カボチャの現地検討会を開催
2020-10-28
南部基幹営農センターは、同センター管内で抑制カボチャの現地検討会を行いました。圃場を巡回して着果、病害虫の発生状況などを確認し、肥大期の管理と病害虫防除について指導を行いました。
今年産は、太畑春勝部会長ら大雲仙かぼちゃ部会が5㌶で栽培しています。8月中旬から下旬にかけて苗を定植しました。台風9号と10号の強風にもまれ、また台風後の大雨、その後は長引く干ばつと天候に恵まれず厳しい環境の中での栽培となりましたが、10月中旬に一定量の降雨があり回復傾向にあるということです。
南島原市北有馬町轟川にある古瀬一則さんの圃場5㌃では、早いものでは果実の直径15~20㌢くらいの大きさに成長していました。センター営農指導課の荒木徹職員が、ツル引きや整枝、芯止め、わき目の処理など、着果を促進するための管理について説明しました。うどん粉病や軟腐病、褐斑細菌病などについて、防除の方法、収穫後の保管方法などについて指導を行いました。
センター販売流通課主任の近藤勝衛職員は販売について、「冬至を主体とした年内向けと越年向けの2つの選択肢がある。越年向けは、単価は良いが保管中の腐敗といったリスクもあり農家の意向も含め、カボチャの状態を見ながら決めていきたい」と説明しました。