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吾妻農産加工組合 梅干し用シソの仕込み
2020-07-02
雲仙市吾妻町にある吾妻農産加工組合は6月下旬、同組合の人気商品「吾妻の梅ぼし」に使うシソの加工を始めました。手作りにこだわり、約80㌔のシソを従業員総出で手もみする作業を続けます。
同組合では毎年1㌧以上の梅を加工し販売しています。シソは、主に地元の農家が栽培したものです。従業員は、茎から1枚ずつ葉っぱをちぎり水洗いして水気を切って、シソの重量の15㌫程度の塩でもみます。その後、あらかじめ下漬けしている梅の「梅酢」を使って再度もみ、梅を土用干しする時期まで保管しておき、土用干しした梅と合わせるということです。
同組合の松本真美組合長は、「梅の裏年に当たり例年に比べて梅が少なく、楽しみにして下さるお客様にご不便をおかけすることになりそう。手作りにこだわり、昔ながらの梅干しを提供していきたい」と話しています。