農大生が、農家へ派遣研修
2014-10-14

 長崎県立農業大学校は10月1日から30日間、長崎県内の農家に同校の学生を派遣する「平成26年度農家等派遣研修(2年生)」を実施します。同校の農業後継者育成並びに農村地域の指導者の養成教育の一環として、農家と学生が農作業や生活を共にしながら、農業技術と人間性、社会性を習得させ、地域農業の担い手や農村地域の指導者を育成することが目的です。

 同校2年生13人は、当JAの管内である雲仙市、島原市、南島原市内で野菜・果樹・畜産等を営む農家で農業技術などを学びます。

 雲仙市吾妻町の「雲仙市ふるさと会館」、南島原市有家町の「ありえコレジヨホール」の2会場でそれぞれ10月1日、研修生の受入れ式が行われました。ありえコレジヨホールでは、研修生、受入農家、農業大学校、島原振興局、当JAなど20人が出席し、学生3人が受入農家と対面しました。

 学生は自己紹介で、「少しでも多くのことを学び、今後の経営に活かしたい」「学校では学べないことを学びたい」などと述べました。

 南島原市加津佐町の酒井光則さん(59)は、「研修生の実家と作物が違う場合もあるが、色々な事を少しでも多く学んで欲しい。一緒に30日間、頑張りましょう」と答えました。