秋冬野菜の出荷協議会を開催
2014-11-12

当JA北部基幹営農センターは11月6日、島原市内で平成26年産秋冬野菜出荷協議会を開きました。センター管内の島原市、雲仙市国見町、瑞穂町を合わせ秋冬ダイコン177ヘクタール(前年比103%)、冬ニンジン153ヘクタール(同109%)、冬レタス75ヘクタール(同109%)を栽培します。来年3月までの出荷総量は2万6400トン(同107%)、当JA取扱高は23億200万円(同104%)と、栽培面積、出荷量ともに昨年に引き続き前年を上回る計画をしています。

 ダイコン、ニンジン、レタス部会の役員、関係自治体、島原農業改良普及センター、JA全農ながさき、市場関係者など130人が集まりました。出荷が本格的になるこれからを前に、取扱方針、出荷計画、作柄概況などについて協議しました。

 今年産は、播種期の長雨、10月の2つの台風と厳しい環境が続き成育が心配されていましたが、その後は順調に回復し、例年並みに仕上がってきています。協議会では、①栽培管理、②選果選別の徹底、③関係機関、取引市場との情報の共有、④計画的安定出荷、などについて意見を交わし、意識を統一しました。

 同協議会会員で有明人参部会の竹田好一部会長は、「本年度は、大雨、台風など自然災害等で厳しい環境が続いた。土物の価格が安値傾向にあり心配されるが、今年産も高品質なニンジンの出荷を目指し頑張ろう」と挨拶しました。