メンタルヘルス研修会を開催
2014-11-21

当JAは11月6日と11日の2日間、島原市のJA本店でメンタルヘルス研修会を開きました。健康な心や健全な精神状態で生活できるための心の健康づくりを目指し、2日間で管理職職員約200人が受講しました。

 講師の独立行政法人労働者健康福祉機構長崎産業保険総合支援センターの饗庭敦子氏は、「現在、職業生活でストレスを感じるという人が労働者全体の60%以上おり、精神疾患者が増える傾向にある。メンタルヘルス不調(うつ病)の経済的、社会的背景には、経済構造の変化や雇用形態の多様化など様々な要因が挙げられる。労働者に健全に生活してもらうためには、その上司である管理監督者にもやるべき事があると」話しました。

 饗庭氏は、ストレスの基礎知識として、ストレスと病気の関係やストレス対処の鍵などについて述べました。管理監督者の役割としては、声かけ、気配り、気づきなど明るい職場づくりのポイントを説明し、このほか、管理監督者自身のセルフケアについても説明を行いました。

 受講した管理職の男性は、「日ごろ何気なく対応していることも、部下にとっては緊張感や圧迫感を感じうる事が分かった。今後は、これまで以上に注意して職場環境を良くしていきたい」と話していました。