着物のリメイクで和気あいあい
2015-03-24

女性部深江支部は2月の1ヶ月間をかけ、着なくなった和服のリメイクを行い、エプロンと腕カバーを作りました。細かな作業が多い分、集まる回数が増えましたが、部員は「他の人にも呼びかけたい」と大満足です。

 和服のリメイクは、支部の年間活動計画の一環で、通常の活動は、毎月1回集まって食品の加工や勉強会などを行っています。集まった時に出る、「タンスに眠っている着物を何とかしたい」「せっかく買ったのに着ないままではもったいない」という部員の声が、リメイクへの挑戦に発展しました。部員の中に手芸の経験者がいたことから手ほどきを受けることにしました。この活動は、農作業が比較的暇になる2月を利用しました。

 着物をほどく、製図をする、裁断し縫製する、といった作業を行い、特に裁断する作業では、「思い出がある物だけに、ハサミを入れるのは勇気が要る」「一人では決断できなかった」などと会話が弾みました。参加した部員は「迷いもあったが、エプロンに再生できて嬉しかった。愛着がわきそう」「この感動をもっと広めたい」などと話しました。

 深江支店経済課の森川智子職員は、「作業に時間がかかりそうで、毎週木曜日に合計4回も集まっていただくことになった。時間はかかったが、その分、会話も増えて良い企画だったと思う。リメイクをきっかけに部員の増員につながれば嬉しい」と話しました。