秋冬ダイコンの出荷ピーク
2019-11-26

有明地区営農センター管内で、秋冬ダイコンの出荷がピークを迎えています。秋冬もの、春のベタがけ栽培ともに、シーズンの初めに出荷が集中し課題となっていましたが、播種期をずらすなどの指導を行った結果、シーズンを通して安定した量を出荷できるようになりました。昨年更新した日量1万2000ケース(12㌔箱)を処理可能な洗浄選別施設も、安定出荷に一役買っています。

 河内義昭部会長ら同JAなんこう大根部会の115人が前年比99%の101.4㌶で栽培しています。今年産は、播種期の9月上旬に雨が続きましたが、ほぼ計画通りに播種が進みました。その後、一部で台風17号の風害に遭った圃場も見られたものの、蒔き直し作業は9月中にほぼ終わり、その後は順調に生育を続けています。

現在は、日量9000ケース、12月上旬になると1万1000ケースまで増える見込みで、2月下旬までに前年比110%の1万150㌧の出荷を見込んでいます。