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なんこうレタス、目標は「品質向上」
2015-01-23
有明地区営農センター管内の、なんこうレタス部会は、部会の目標を「品質向上」と決め、良品生産に力を入れています。[pagebreak]センターは、検査体制の強化と選果選別の徹底を重点事項に上げ、これに対応しています。
昨年10月上旬から出荷している秋冬レタスは3月いっぱいで出荷を終わり、4月からは春レタスにリレーしますが、「年間を通して高品質なレタスを出荷しよう」と、目標を高く掲げ生産に励んでいます。
今年産は、農家33人が昨年比121%となる延べ46ヘクタールで栽培し、同120%の18万4300ケース(10k箱)の出荷を計画しています。天候に恵まれ成育も順調で、3Lサイズを中心に出荷しています。
これまでは、週末、週明けの出荷量が調整しにくいなど問題があったことから、本田明道部会長(55)らが中心となり出荷方法を一部変更しました。昨年産からは出荷カレンダーを作り出荷量の調整を行うと同時に、生育の状況等によっては柔軟な対応も行うことで解決し、今シーズンも順調に出荷が続いています。
収穫したレタスは、圃場で箱詰めし有明地区営農センターへ持ち込み、真空予冷したあと、冷蔵庫で一晩冷蔵し、関西、中国、北九州市場へ保冷車を使って出荷します。センターの渡辺勝嗣職員は、「部会の目標に沿い、検査する側も検査体制を強化して良品を出荷していきたい。圃場で箱詰めする際も一人一人が意識を高く持ち、高品質なレタスを出荷して欲しい」と話しています。