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ミニトマト間もなく出荷ピーク
2019-10-31
西部基幹営農センターで9月下旬から始まったハウスもののミニトマトの出荷が、間もなくピーク迎えます。今年産は出荷量560㌧(前年比106%)、販売高で3億2000万円(同112%)を目標に出荷を続けます。販売高の3億超えは始めてのチャレンジとなります。
小川敏朗部会長ら西部ミニトマト部会の13人が、雲仙市千々石町、吾妻町のハウスで栽培しています。栽培面積は前年比122%の420㌃で栽培。個々の面積拡大とともに、同市国見町内の農家2人が部会に加入したことで来年度産からはさらに40~50㌃増える見込みです。
今年産は、8月の盆以降の長雨で苗が徒長しました。その後は干ばつ、台風接近の影響もありましたが、現在は例年並みに回復しています。栽培面積が増えたことで10月末現在、前年比120%の出荷量で推移しています。出荷のピークは、おおむね11月中旬からになりそうです。日量で平均1万3000パックを出荷する計画です。
雲仙市吾妻町にある当JA総合集荷場では。従業員らが慣れた手つきでミニトマトを選果、選別し、パック詰めをしていました。このあと箱詰めし、主に関東方面へ出荷します。
千々石地区営農センターの大久保恵峰営農指導員は「今後は気温が低くなり、疫病、葉かび病の発生が気になる。早期防除を徹底し、最後まで品質の良いミニトマトを出荷したい」と話しています。