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ショウガの出荷、はじまる
2015-08-18
島原地区営農センター管内で8月上旬からハウスショウガの出荷が始まりました。日量1㌧をペースに、9月いっぱいまで80㌧2万ケース(4㌔/1ケース)の出荷を見込んでいます。ピークは8月下旬から9月の上旬の予定です。10月からは露地物の出荷が始まります。
根茎腐敗病などが原因で一時期栽培面積が減りましたが、数年前から徐々に回復し、生産者も増えています。病気の発生が連作障害に一因することから、センターは、他の作物と交互に栽培するよう指導を行いながら栽培を続けてきました。今年産は長雨と日照不足により、平年比べて生育が遅れたが、品質には問題なく、市場で人気のある2Lサイズ中心に仕上がっています。主に九州管内に出荷します。
収穫作業班によって掘り取られた生姜は、島原市大手原町にある同センターの選果場に持ち込まれ、洗浄、選別、箱詰めなどの出荷調整を行います。作業員は、「掘り取ったばかりのショウガは割れやすく、割れると商品価値が落ちるので、慎重に作業を行っている」と話していました。
センターは、「市場からの信頼を得られるよう選果選別を徹底し、高品質なショウガを出荷したい。夏場の収入源として今後も面積拡大を行いながら、計画的な出荷に努めたい」と話しています。