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平野さん快挙!島原半島枝肉共励会
2018-11-28
佐世保市千尽町の佐世保食肉センターで11月21日、第2回島原半島枝肉共励会が開かれました。当JA管内の島原市、雲仙市、南島原市の3市内から黒毛和種39頭が出品され、雲仙市千々石町の平野幸一さんが出品した枝肉が金賞を受賞しました。平野さんは同時に銅賞2席も獲得しました。
共励会は、島原半島内の肥育農家の技術の向上と経営の安定を図り、「長崎和牛」の銘柄確立を推進し、販路を拡大していくことが目的で、去年に続き2回目の開催です。日本食肉格付協会などが審査員となり審査を行いました。
金賞を受賞した平野さんの出品牛は去勢で、父が「百合茂」、2代祖が「安福久」、3代祖が「平茂勝」。枝肉重量は581.4㎏、格付けはA5、肉質を表すBMSナンバーは最高位の12でした。
枝肉展示終了後に行われたセリで、平野さんの枝肉は232万5600円、㌔単価4000円の最高値で販売されました。
褒賞式で日本食肉格付協会の石原英樹所長は「全体的にロース芯面積が増大し、全国平均よりも上回っている。特に金賞受賞牛は、皮下脂肪が薄くロース芯面積が大きい。肉質、サシの入りと状態も素晴らしく、他の群を抜く牛と言える」と講評しました。
その他の受賞者は次の通りです。▽銀賞=小川博信▽銅賞=古川繁信、平野幸一