島原でスイートコーン、小玉スイカの出荷が本格化
2018-05-16

島原果菜部会が栽培するスイートコーン、小玉スイカ「うり坊」の出荷が本格的になりました。部会が設立された平成21年の販売高は5億円でしたが、堅調な伸びをみせ昨年産は6億を突破しました。今年産は、6億2千万を目標に販売を続けています。

 同地区はハクサイ、ダイコン、ニンジンの産地で、その後作として小玉、大玉、黒小玉スイカ、スイートコーン、カボチャ、ゴーヤーが導入されました。

果菜部会は、スイカ、スイートコーン、カボチャ、ゴーヤーの生産者が新規に立ち上げた部会で、部会員数は180人です。出荷規格の徹底、計画出荷の励行等と平行し、農家の労力を軽減するため収穫作業班の充実を行い、栽培面積を広げてきています。特にスイートコーンは、ここ数年間で10㌶以上増え県内で40%近いシェアを持っています。小玉スイカ「うり坊」の出荷量は、年間13万ケース(1ケース10㌔)あり、これらが販売高をけん引しています。今年産は、スイートコーン53.25㌶(前年比105.1%)、小玉スイカ22.87㌶(同96.8%)に作付けしました。

 島原市の同センターで4月26日、出荷目揃い会があり、生産者、関係市場、島原振興局、JA全農ながさきら約90人が集まり、今年産の出荷計画、出荷要領を検討したあと、現品で目揃いをしました。