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島原半島枝肉共励会を開催
2017-12-06
長崎県佐世保市千尽町の佐世保食肉センターで11月下旬、第1回島原半島枝肉共励会が開催されました。当JA管内の島原市、雲仙市、南島原市の3市内から黒毛和種39頭が出品され、雲仙市千々石町の平野幸一さんが出品した枝肉が金賞を受賞しました。平野さんは同時に銅賞2席も獲得しました。
共励会は、島原半島内の肥育農家の技術の向上と経営の安定を図り、「長崎和牛」の銘柄確立を推進し、販路を拡大していくことが目的です。日本食肉格付協会などが審査員となり、歩留や肉質を審査しました。
金賞を受賞した平野さんの出品牛は去勢で、父が「幸紀雄」、2代祖が「安福久」、3代祖が「平茂勝」。枝肉重量は557.3㎏、格付けはA5、肉質を表すBMSナンバーは最高位の12でした。
枝肉展示終了後に行われたセリで、平野さんの枝肉は195万550円、㎏単価3500円の最高値で取引されました。39頭の販売総額は4921万2010円で、1頭当たりの平均金額は126万1846円でした。
同共励会の種村繁徳会長は「この共励会を契機に肉質の向上に努め、消費者ニーズにあった安心で安全な美味しい牛肉の生産に努力し頑張っていきたい」とあいさつしました。
その他の受賞者は次の通り。▽銀賞=荒木良平さん▽銅賞=小川博信さん